マスク社会でメガネが曇るので曇り止めを買ってみた

商品紹介

「今日の天気は?」
『今日は曇りです』
「明日の天気は?」
『明日は曇りです』
「…あさっての天気は?」
『あさっても曇りです』

…そう、メガネの話です。


この記事を書いているとき、新型コロナウイルスで、世の中は何でもかんでも自粛ムード。
外に出かけるときは必ずマスクをしようという世の中になり、仕事をするにも買い物をするにも、マスクを手放せない社会になってしまいました。

いつかそのうち、これも懐かしい思い出になるのかもしれませんが、今はまだパンデミックだとか緊急事態宣言だとかで、世の中みーんなわちゃわちゃしてます。

で、マスクをつけるのはいいのだけれども、メガネの人にとって、冬場のマスク着用は、メガネを曇らせる主要因になります。
特に、新型コロナウイルス騒動は花粉が飛ぶ時期と重なっている期間が多いので、花粉対策メガネを使用している人も多いと思います。そういう自分もその一人です。

で、その花粉対策メガネなのですが、メガネのフチと目の間にプラスチックの壁のようなものがあり、その壁で花粉の侵入を多少防ぐような構造になっています

そんな花粉対策メガネとマスクの併用は超ベリーバッド。
花粉が侵入しないようになっているプラスチックの壁は、逆にその壁の内側の水分も逃がしにくい構造になっています。


もうわかりましたよね。マスクから出てくる暖かい息と、湿気を逃がしづらいメガネ。そのダブルパンチで、メガネはあっという間に曇って「めのまえが まっしろ」になってしまうのです…!

それを考慮してか、花粉対策メガネには曇り止めのオプション加工があります……が、これが5,000円と、地味に高い!花粉対策メガネが2つ買えてしまいそうな値段です。

…と、いうわけで、じゃあどうしようかと考えた結果、メガネの曇り止めを買って使ってみることにしました。

ケチじゃない人は、メガネ自体を曇り止め加工で作ってもらうことをおすすめします。
といっても、曇り止め加工にも限界があるので、市販の曇り止めと併用するのがいいらしいです。まあ持ってないのでわからないんですけれども。


買ったもの

これです。
「メガネ屋が本気で作ったくもり止め」という製品で、メガネスーパーで売っています。

値段までは覚えていませんが、500円もしなかったと記憶しています。

使用方法

ここに書くよりも、製品に書いてある使用方法をそのまま載せた方が確実ですよね。
というわけで、こんな感じです。

先端はこんな風になっていて、ワンプッシュで適量が「シュッ」って出てきます。
これをレンズの両面に「シュッ」して、塗り広げてから乾いた後に拭き上げるという感じです。

注意点としては、拭き上げるときはレンズの表面にできる(と思われる)薄い膜まで拭い取らないようにするということですね。
注意書きの「超極細繊維の布は使用しない」というのはそういうことだと思います。

塗った結果は?

トップ画面にあるように、こんな感じです。

説明するまでも無いと思いますが、実験として、片側のみにくもり止めを塗り、沸騰させた水の上にかざしてみました。

見ての通り、くもり止めを塗った側はちっとも曇っていません。

なぜくもらないのか

メガネのくもりは、レンズの表面に細かい水のつぶがついて、そこに光が乱反射してしまうことで起こります。
そのため、くもりを防止するには、水のつぶがつかないようにするか、乱反射を抑えるしかありません。

このくもり止めを塗ると、細かい水のつぶがつかずに、表面が全体的にしっとりと濡れたような感じになります。
そのため、レンズが曇らなくなるというわけです。

わかりにくいんですが、レンズの表面が全体的にびたびたになっています

注意すべきこと

  • 水分が全体的に広がるという感じなので、水分量が多くなると、水垢のような乾いた跡が残ってしまいます。これはしょうがないでしょう
  • メガネを布で拭くたびに効果が薄れていきます。2~3回吹いたらまたくもり止めを塗った方がいいかもしれません。

多少の手間があるとは言っても、たった数百円でくもりのない快適な世界が待っているので、花粉対策メガネを使用している人にはおすすめです。
そうじゃなくても、マスク社会で曇りがちな視界にもってこいの製品だと思います。

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