アクリルキーホルダー。
さまざまなアニメやキャラクターのグッズとして作られたり売られたりしているので、幅広い世代に知られているアクセサリーの一つです。
そんなアクリルキーホルダーって、個人でも簡単に作れるのって知ってました?
例えば、pixivによるpixivFACTORY。デザインを入稿するだけで、小ロットから気軽にアクリルキーホルダーを作ることができます。
でも、今回はそれとはちょっと違うお話。
パーツを組み合わせて個人で組み立てるタイプのアクリルキーホルダーです。
その名も「BlocKey」。たぶん「ぶろっきー」と読みます。
記事トップの写真にもあるように、カラフルでおしゃれなアイテムです。カバンにぶら下げておいても違和感なさそうですね。
今回はそんな「BlocKey」を作ってみたお話です。
※ないとは思いますが、この記事を読んでうまく作れなかったとか、作る際に怪我をしたとか言われても困ります。自己責任でお願いします。
1.「BlocKey」を購入する
まずは「BlocKey」を購入しないことには始まりません。「BlocKey」は2箇所で販売しているようなので、どちらか好きなほうから購入します。
BlocKeyキット(専用キーキャップ付き) – 縁鍵盤工房 – BOOTH
https://eucalyn.booth.pm/items/968925
BlocKey(キャップ付) | ゆかりキーボードファクトリー https://eucalyn.shop/shop/kits/blockey
2.開封して中身を確かめる
そんなこんなで、「BlocKey」が到着しました。
ゆうパケットで送られるので、気付いたら家のポストに入っています。コンパクトでいいですね。
と、いうわけで、開封してみます。
袋の中には、左からこれらのものが入っています。足りていない場合は問い合わせましょう。
- 基板
- アクリル枠 その1
- アクリル枠 その2
- キーキャップ
- その他部品(タクトスイッチ、LEDテープ、ダイオード、ネジ、ボールチェーン、Arduino Pro Micro、Pro Microの足)
キーキャップやダイオードはすこし余分に入っているようです。
3.組み立てる
さて、組み立てていきましょう。
まずは表面実装のダイオードを取り付けて…
次に、タクトスイッチを取り付けて…
……という感じで組み立てていきます。(投げやり
詳しい作り方については初心者にもわかりやすく解説しているサイトがいくつかありますので、こちらには記載しません。
4.うまくできたか確かめる
ここまで読んだ人はもうとっくにお分かりだとは思いますが、「BlocKey」というのは自作キーボードの一種です。
組み立てて、専用のファームウェアを書き込むことで、英字配列のUSBキーボードとして認識されます。
ちゃんと作ることができていれば、USBでパソコン等に接続してキー入力ができるはずです。
どれか一つのキーが反応したからといって、すべてのキーが反応するとは限らないので、いろいろ押してみてちゃんとすべてのキーが反応するかどうか確かめましょう。
表面実装のダイオードがあるので、組み立て難易度は高めと言われていますが、ある程度はんだごてを握ったことがあれば、わりと簡単に作れると思います。
実際にキーボードとして使用した場合の感想ですが………まぁ、デザイン重視のキーボードということで、お察しです。
非常にコンパクトなので、緊急時用に持っておくのもいいかもしれません。
たまにはこういう工作も楽しいですね。
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