ここたまドールを作ってみたかった

DIY

さて、この記事の一つ前に、「ここたまキャッスル」というおもちゃを手に入れた話をしました。

その「ここたまキャッスル」で遊ぶための人形である「ここたまドール」ですが、今期の「ひらけ!ここたま」ではなく前期の「ヒミツのここたま」にも多数登場していました。

前期の場合はおしゃべりをさせるためのおもちゃは存在しなかったので、主におままごととか、連れ歩いて記念撮影(ここたび)とか、そういうことに使われていました。

しかし、今も昔も、新しいここたまドールが販売されるのは、ここたまの日とされる毎月の第三土曜日だけ。アニメに登場したここたまはそこそこ多いので、前期の放送終了までに、ガシャポンを含めて商品化されなかったここたまが数多くいます。

記事トップの画像のように、前期のここたまドールと今期のここたまドールはサイズが違う(今期のものは「ここたまキャッスル」で喋らせることができる)ので、今になって新しく前期のここたまドールが製造・販売されることはほぼ考えられません。


そんな商品化されなかったここたまの中に、どうしてもここたまドールとして欲しかったキャラクターがいたら……どうでしょう?

まぁ、普通は諦めるしかないと思います。それ以外にやりようがないですから。

それでもどうしても欲しい!という場合は、もう自分で作ってしまうしかありません。実際、Twitterのフォロワーさんの中には、自作でここたまドールを作っている方がいます。

そう言う私も、商品化されなかったここたまのドールが欲しかったうちのひとり。フォロワーさんの自作ドールを見て、自分も真似してみたく……なりました。


前回、「ここたまキャッスル」を手に入れたことを記事にしましたが、その写真をよーーーーく見ると……。

見慣れない子がいることに気付いた人はいるでしょうか。
そう、これこそが自分で作ったここたまドールなのです。

前置きが長くなりましたが、今回はこの自作ドールについての記事です。


※先に言っておきますが、クオリティはかなり低いです。あまり期待しないように、それと、馬鹿にしないようにお願いします

まずどうやって作るか…ですが、プラスチックを成形する技術はないですし、粘土なりをこねこねする技術もないです。なのでたどり着いた結論は…

削 り 出 し

そんなわけで、材料を用意します。

神様は「柱」と数えます。ここたまは「人」です。ふしぎふしぎ

これは「ろう石」と呼ばれる石です。とても柔らかく加工がしやすいため、自作のはんこを作るのによく用いられるようです。今回はここからかみさまを生み出します。


どうやって削り出すのか、ですが…手っ取り早く後ろにいるラキたまの力を借りましょう。

ここんぽいぽいここったま!!

・・・

「…これって失敗スイ?」

失敗してしまいました。やはり手を抜いてはいけないようですね。

今回は、ラキたまのサイズを参考に、なんとなくあたりをつけながら、100円ショップで買えるような鉄や紙のヤスリをつかって削っていきます。

「どこかで見たことある気がするスイ!」

もちろん、石を削るということはものすごく粉が出ます。窓を開けるとか、マスクをするとか、できる対策はできるだけしておきましょう。湿度を上げるのも一つの手かもしれません。

どれくらい粉が出るかというと、近くのテーブルの上で指を使ってお絵描きができるくらい積もります。

ウマレタゾー

なお、掃除機では吸い残してしまう(機種によって差はあるかも)ので、ぞうきんやクイックルワイパーのようなものを用意しておくと便利です。


ひとまず削り終えたらこんな感じ。今思えば、このときもう少しこだわっていればもっといい感じになったのにと思います。時すでに遅し。

「のっぺらぼー!」

これを紙ヤスリや耐水ヤスリで軽く磨き、今度は色を付けていきます。

今回はタミヤカラーを使いましたが、正直言ってものすごく使いづらかったので、宗教上の理由が無い限りはミスターカラーなどの扱いやすい塗料をおすすめします。

ピンとくる色がタミヤカラーにばっかりあった

なお、こういう塗料を塗るときは、削るとき以上に換気に気をつけましょう。塗料にもよりますが、健康を害する可能性があります。


色を塗り、トップコートを何度か吹いて仕上げをしたら、無事にここたまドールの完成です。

「チャーリー スイ!!会いたかったスイ!!」

第二世代のここたまドールに合わせるなら、トップコートはつや消しのものがおすすめです。


記事で見るとすごく簡単そうに見えますが、じつに3週間くらいかかってます。(1週間で10時間くらいだったので、30時間くらい?)

キラキラハッピーシャワー!

楽しかったけど…もうやらない!!(特に着色)

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